カイロスマーケティング株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:佐宗 大介、以下「当社」)は、2025年6月15日(日)に実施した、“次の一手”がデータでわかるMA+SFA一体型ツール「Kairos3(カイロススリー)」のアップデートにより、SPF設定におけるセキュリティ強化に対応した新しいSPFチェック機能を実装したことをお知らせします。
概要
これまでKairos3をご利用の際には、メールの送信元として正しく認証されるよう、Kairos3専用のDNS設定を追加する必要がありました。
今回の機能実装では、「PowerSPF」などのSPFの自動管理サービスが持つ自動判定機能に対応しました。これにより、DNSの設定作業にかかる手間を削減すると同時に、Kairos3ご利用者様のメール配信の安全性を高めることが可能になりました。
本機能の実装は、PowerDMARCの日本国内正規代理店である株式会社Spelldata(本社:東京都千代田区、代表取締役:竹洞 陽一郎)による技術支援のもと実現しました。
アップデートによる主な効果
- Kairos3専用のDNS設定が不要に
PowerSPFがKairos3の利用を自動で判定するため、これまでのようにDNS設定に特別な記述を加える必要がなくなります。 - 送信元メールサーバー情報(MTA)の秘匿化
Kairos3などのメール配信サービスを利用していることが第三者から見えにくくなるため、スパム送信などの攻撃対象にされにくくなり、セキュリティリスクを抑えられます。 - なりすましメールへの対策がより強固に
DNS設定を悪用した高度ななりすまし行為に対しても、PowerSPFの高精度なチェック機能で対抗できます。
「Kairos3」は、企業の価値と顧客の信頼を守り、長期的な事業成長を支えるMA+SFA一体型ツールとして、今後もセキュリティ機能の強化に取り組んでまいります。
- 「PowerSPF」について
- 「PowerSPF」は、電子メール認証のSaaSプラットフォーム「PowerDMARC」が提供するSPF強化機能です。メールの送信元を証明するSPF設定を、より柔軟かつ安全に運用するためのサービスです。