カイロスマーケティング株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:佐宗 大介、以下「当社」)は、2025年10月19日(日)、"次の一手"がデータでわかるMA+SFA一体型ツール「Kairos3(カイロススリー)」のアップデートを実施したことをお知らせします。
今回のアップデートでは、社内に点在する営業・マーケティング関連の情報を「Kairos3」にまとめて管理できる新機能を追加しました。営業とマーケティングの連携を高め、企業が"データを活かす組織"へ進化するための基盤づくりを支援します。
開発の背景
営業やマーケティングの情報が、部署や担当者ごとのファイルに保存されている企業は少なくありません。部署をまたいだ共有が難しく、最新情報の把握に時間がかかることが日常的な課題となっています。たとえば営業履歴や取引先データ、人材や在庫に関する情報などが部門ごとに管理され、必要なデータを探す手間が生じていました。
今回のアップデートでは、こうした社内データを「Kairos3」上で一元管理できるようにすることで、情報共有の遅れや連携ミスを防ぎ、より円滑な顧客対応を実現します。
新機能の概要
社内に分散するデータをまとめて管理できる「カスタムデータベース」
在庫や代理店、仕入れ先、採用候補者など、これまでExcelなどで個別に管理していた情報を「Kairos3」上で登録・共有できるようになりました。
案件情報などの商談データと関連づけて表示できるため、担当者は必要な情報をすぐに確認できます。情報を探す手間を減らし、社内全体で最新データを共有できる環境を整えます。
営業・マーケティングの成果をひと目で比較できる「2軸グラフレポート」
1つのグラフに2つの項目を重ねて表示したグラフを作成できるようになりました。
たとえば「月ごとの営業案件数と受注率」や「販売地域別の粗利と粗利率」などをひと目で確認できます。これまで手作業だったグラフ作成が不要となり、集計作業の時間を大幅に短縮します。
自社基準で見込み顧客を抽出できる「MQL自動集計」
購買意欲が高い「見込み顧客」を指す「MQL(Marketing Qualified Lead、マーケティング・クオリファイド・リード)」は、マーケティング施策における重要な指標の一つです。
「Kairos3」導入企業が自社の条件や基準にもとづいてMQLを設定でき、その定義に沿って自動的に顧客情報を抽出・集計できるようになりました。企業ごとの判断基準に合った成果を可視化できるようになり、営業やマーケティング活動の分析精度がさらに高まります。
メール+SMSで確実に届く連絡を実現する「SMS配信機能」
「Kairos3」から携帯電話のSMS(ショートメッセージ)を直接送信できるようになりました。
開封率が高いとされるSMSを活用することで、セミナーの案内や契約更新など、確実に届けたい情報を素早く送信できます。また、代表アドレスやグループアドレスを利用する顧客にもSMSを併用することで、確実に連絡を届けられます。
送信履歴や反応は自動で「Kairos3」に記録され、組織全体で配信状況を共有できます。
今後の展望
今回のアップデートにより、「Kairos3」は営業とマーケティングをつなぐ基盤として、より実務に即した情報活用を支援できるよう進化しました。社内データを一つにまとめ、確実に顧客へ届ける仕組みを整えることで、組織全体が"次の一手"をデータから導き出せる環境を実現します。
上記の新機能に加え、さまざまな既存機能の改良を実施しました。今回のアップデートの詳細は、下記よりご覧いただけます。
https://k3.kairosmarketing.net/form/R74Update2510_application