[カイロスマーケティング株式会社(以下、「KM」)]株式会社クロスエイジさまの事業についてお聞かせください。
クロスエイジは、全国の農家を対象に農業総合プロデュース事業を展開しています。コンサル、販路開拓、商品企画の3つの側面から農家をプロデュースすることによって、農家自ら生産と販売をし、自立して稼げる経営体制を構築することを支援しています。自立して稼ぎ、地域の憧れとなる「スター農家」を誕生させることを目指しています。
[KM]みなさまの業務内容を教えてください。
ー曾我さま
マーケティングとインサイドセールスを担当しています。「Kairos3 Marketing」でメルマガをお送りして見込み度の高い農家さんへセミナーを案内したり、打ち合わせの打診をしたりしています。
ー井上さま
アポイントをいただけた農家さんへ営業提案をしています。以前は1、2時間かけて1件の農家さんを訪問することもありました。現在は、セミナーを開催していることで、当社のサービスに興味を持ってくださっている農家さんに集まっていただきやすくなったと感じています。
ー明石さま
私の担当領域はカスタマーサクセスです。ご契約いただけた農家さんとの定例ミーティングを通して、データ活用のコンサルティングをしています。農家さんの売り上げや収穫量を見える化し、データに基づいた意思決定ができるよう支援をしています。
[KM]マーケティングオートメーション(MAツール)導入の経緯を教えてください。
農業経営者向けに開発したツール「スター農家クラウド」という新規事業の構想を考えている頃にMAツールを知りました。
事業計画の構想段階で、この新規事業においては、マーケティング、営業、カスタマーサクセスと業務を分業して組織運営をしようと考えていました。組織の構築を事業計画に先駆けて決定し、その組織がスムーズに機能するためには、MAツールが欠かせないと確信を持っていました。
[KM]なぜ「Kairos3 Marketing」を選んでいただいたのでしょうか。
クラウドの事業に詳しいマーケティングの専門家を探していたところ、福岡を拠点とする専門家を紹介されました。その方が「Kairos3 Marketing」を紹介してくれたことがきっかけです。
当社では以前、海外製のMAツールやSFAツールを使っていましたが、あまり使いこなせていなかったんです。「Kairos3 Marketing」の画面を見てみたところ、次の操作がかんたんに連想できました。事業の進捗のための数字が見やすいという点も含めて「Kairos3 Marketing」なら十分に使いこなせると感じました。
最終的には、マーケティングの専門家のアドバイスもあり、「Kairos3 Marketing」を導入しました。
[KM]導入時に苦労したことはありましたか?
「Kairos3 Marketing」の運用は、当社の若手メンバーに任せることにしました。若手メンバーはマーケティングに取り組むのが初めてだったので、最初は「リード」や「MQL」といったマーケティング用語や、マーケティングにおける基本的な考え方から学ぶ必要がありました。
導入当初は、メール1通を作成するにも、本文の幅や写真サイズの調整などに少し時間がかかりました。何回か操作するうちに慣れて、今ではサクサクと作業できています。
一通り使いこなせるようになった今でも「こんなデータが表示できるんだ」「こんな使い方もできるんだ」と日々新しい発見をしながら使っています。
[KM]マーケティング施策はどのように設計していますか?
マーケティングの専門家のアドバイス受けつつ、新規の見込み客を集めて情報提供し、商談につながるおお客さまを増やす…という一連の流れを設計して、「Kairos3 Marketing」を運用しています。
[KM]「Kairos3 Marketing」の活用により、どのような変化や成果がありましたか?
「Kairos3 Marketing」を導入する前は、見込み客と継続してコミュニケーションをとる、いわゆる「ナーチャリング」の感覚がありませんでした。今ではマーケティングから営業活動、その後のカスタマーサクセスまでの流れを考えて一つひとつの施策を実行できていることが大きな変化ですね。
[KM]初めてマーケティングに取り組むメンバーが多い中で、どのように活用を進めましたか?
マーケティングについて学ぶ中では、カイロスマーケティング株式会社が運営する「マケフリ」を活用しました。「マケフリ」で紹介されていたノウハウをもとに、セミナー集客のためのメールを改善したところ、メールの開封率は28%に上がり、回帰率も2.1%にまでに上がりました。結果として、セミナーのお申し込みを増やすことができました!
[KM]「マケフリ」をご活用いただきありがとうございます!
施策を実行しながら常にPDCAを回すことを大切にしています。例えばメルマガの配信においては、どのお客さまがメールを開封し、どのリンクがクリックされたかという配信結果を「Kairos3 Marketing」で確認しています。それらのデータをもとに、メルマガのレイアウトやキャッチコピー、バナーなどを改良し続けています。
[KM]「スター農家クラウド」の事業はいかがですか?
おかげさまで、「スター農家クラウド」の事業は順調に成長を遂げております。
四半期毎にメルマガの目標を設定しながら、セミナーに興味を持っていただける見込み客の数を増やそうと取り組んでいます。「Kairos3 Marketing」で結果が見えるようになったことで、目標との差を意識しながら施策を実行できるようになりました。
結果として、事業の立ち上げから2年半も経たないうちに収益が見込めるようになってきました。
[KM] 今後の展望を教えてください。
農家さんの取り扱う品目によってご案内するセミナーを分けるなど、お客さまをさらに細かく分類し、マーケティングの精度を高めていきたいと考えています。
マーケティングとインサイドセールス、営業、サポートという組織体制を生かし、営業活動の結果をマーケティング施策にも還元できたらいいなと考えています。今後はSFAツール「Kairos3 Sales」の導入も視野に入れ、営業活動においてお客さまからヒアリングしたことをデータとして蓄積していきたいと思っています。
記載されている情報は取材時点のものです。サービスの名称や内容が最新の情報と異なる場合があります。
最新の情報は各サービスサイトをご覧いただくか、こちらからお問い合わせください。