HIJ.株式会社

全国からのお問い合わせに社員3名で対応。お客さまが契約したいタイミングでご連絡いただける関係づくりができた。

HIJ.株式会社 URL

平塚 一弘さま
代表取締役
池上 美代子さま
業種
建設・不動産
活用用途
アンケート イベント集客 メルマガ 営業活動の効率化 顧客情報管理

導入前の状況

  1. 社員3名で対応しきれないほど、全国からたくさんのお問合せをいただいていた。
  2. すぐに契約いただける製品ではないため、お客さまと継続的に関係を構築する必要があった。

要件や選定の決め手

  1. 営業のコンサルタントからお客さまとの関係構築をするならメルマガ配信、メルマガ配信をするなら「Kairos3 Marketing」がいいと勧められた。
  2. 初めてのマーケティングに不安はあったが、「Kairos3 Marketing」を利用している人から「サポートが充実している」と聞いたので、安心できた。

導入による効果

  1. お客さま情報の管理と個別のご連絡にかかっていた時間や精神的負担が軽減された。
  2. メルマガを継続的に配信することで、お客さまが契約を進めたいタイミングでご連絡をくれるようになった。

保冷倉庫や木材乾燥庫などの自社開発製品を提供するHIJ.株式会社

[カイロスマーケティング株式会社(以下、「KM」)]HIJ.株式会社さまの事業についてお聞かせください。

私たちは、グループ会社の株式会社ひらつか建築が開発した3つの製品を全国へ販売しています。保冷倉庫の「HOZONE(ホゾン)」、木材乾燥庫の「PARITTO(パリット)」、グランピング施設や小店舗として活用されるタイニーハウスの「WOW(ワオ)」があります。

特に「HOZONE」は全国から多くのお問い合わせをいただいています。知り合いの農家さんから「温室の中にお米を保管する保冷倉庫を作ってほしい」と依頼を受けたことが「HOZONE」が生まれたきっかけでした。

依頼を受けた当時は、保冷倉庫を作った経験がありませんでした。当初は専用の空調機を設置したプレハブの倉庫を作ろうと考えたのですが、高温になる温室の中に設置する保冷倉庫を冷やそうとすると電気代が非常にかかります。解決策を考え、住宅でも使われる断熱技術を活そうと考えたのです。
独自の技術で省エネながら13℃を保つ保冷倉庫を作り出し、その後改良を加え、住宅用のルームエアコンで5℃から50℃まで温度をコントロールできる保冷倉庫を作りました。

従来の保冷倉庫と比較して、電気代を70%も削減できます。お客さまにとってはもちろん、環境や社会にも貢献できる製品を作ることができました。

thumnail:HIJ.株式会社の事業

「HOZONE」をはじめとしたオリジナル製品を提供するHIJ.株式会社さま

お問い合わせから契約までの間の関係構築のために、MAツールを導入。

[KM]マーケティングオートメーション(MAツール)導入の経緯を教えてください。

当社は社員3名の小さな会社です。ありがたいことに「HOZONE」をはじめ、製品へのお問い合わせをたくさんいただいていたのですが、すべてのお問い合わせに対応しきれていませんでした。

私たちが扱う製品は、お問い合わせをいただいても、すぐに契約となるケースはあまりありません。お問い合わせからご契約までに、1年以上かかるお客さまもいらっしゃいます。

長期にわたって検討するお客さまが私たちの製品を忘れないよう、お客さまとのコミュニケーションをとりたいと考えました。とはいえ当社には人手の余裕がありません。少ない人数でも、お客さまと継続的に関係を構築する方法を探していました。

[KM]関係構築の方法を探していらっしゃったのですね。探し始めてから「Kairos3 Marketing」を導入するまでのお話を伺えますか。

以前から営業のコンサルタントに、「Kairos3 Marketing」をご紹介いただきました。

お問い合わせをいただいたお客さまとの関係構築の方法を探していることをコンサルタントに相談したところ、お客さまとの関係構築ならメルマガ配信が良いと勧められました。メルマガを配信するなら「Kairos3 Marketing」を活用すると良いと紹介されたのです。

マーケティングの経験がないのでメルマガ配信ができるのかと不安がありました。しかし「Kairos3 Marketing」はコンサルタント自身も利用していて、サポートが充実していると聞き、安心できました。

thumnail:HIJ.株式会社の事例取材風景

代表取締役の平塚さま

サポートからのアドバイスのおかげで、初めてのメルマガ配信でも継続できる。

[KM]導入されてからどのようなメルマガを送っていらっしゃるのですか?

メルマガでは、「HOZONE」のことを中心に、当社の製品の特徴をご紹介しています。セミナーを開催したり、展示会に出展するときには、メルマガでもご案内を送るようにしています。

最初はメルマガを定期的に配信できるか不安でしたが、2週間に1回のペースでメルマガを送り続けることができています。

[KM]初めてのメルマガですよね?2週間に1回のペースを継続するのは大変ではなかったですか?

最初はどんな内容を書けば良いかもわからなかったのですが、カイロスマーケティングのサポートからいただいたアドバイスのおかげで続けられています。

導入前にコンサルタントから「Kairos3のサポートが充実している」と聞いていました通りが、むしろ期待以上に充実していました。メルマガでどんな内容を送ったら良いかを一緒に考えてくれたり、メルマガの文章チェックもしれくれました。

[KM]サポートからメルマガのアドバイスがあったのですね。印象に残っているものはありますか?

一番印象的だったのは「読む人の視点に立つこと」ですかね。

私たちは「HOZONE」が保冷倉庫の製品名ともちろん知っていますが、メルマガの読者が知っているとは限らないと言われてハッとしました。「ホゾン」と読めない人もいるかもしれないですよね。サポートが客観的に見て教えてくれました。私たちが使い慣れてしまっている言葉でも、お客さまにとってはわからないことがあると気付かされました。

一人でメルマガを書くときも、サポートからのアドバイスを思い出しながら書いています。

thumnail:HIJ.株式会社の事例取材風景

経理などのお仕事もしながらメルマガ配信を担当されている池上さま

セミナー運営にかかっていた時間も短縮され、負担が軽減された。

[KM]セミナーも開催されているということですが、セミナーは以前から開催されていたのですか?

「Kairos3 Marketing」の導入以前からセミナーを開催していました。毎回10名ほどご参加をいただいております。

[KM]セミナーでは「Kairos3 Marketing」をご利用いただいていますか?

はい。申込者の管理やリマインドメールの送付、参加者のアンケート集計に「Kairos3 Marketing」を使っています。

私たちのセミナーに参加されるお客さまは、アンケートは紙面で回答したい人もいらっしゃいます。紙面で回答いただいたアンケートは、セミナー開催後に「Kairos3 Marketing」に取り込んでいます。

[KM]「Kairos3 Marketing」を導入いただく前は、申込者の管理やリマインドメールはどうされていたのですか?

申込者の管理はエクセルです。リマインドメールは、一人ひとり個別にメールを送っていました。お名前やメールアドレスを間違えることがないよう、メールを送るごとに入念にチェックしていました。

「Kairos3 Marketing」を使えば、セミナーに申し込んだお客さまに、一斉にリマインドメールを送れます。一人ひとりに送っていたときと比べて時間がかからなくなり、名前やメールアドレスを間違えることもないので、精神的にも楽になりました。

thumnail:HIJ.株式会社の事例取材風景

「お客さまのお名前を間違えないよう、以前はヒヤヒヤしていましたが、今は安心してリマインドメールが送れます」

[KM]セミナーの業務時間が削減されたのですね!導入をご検討されてた際の課題であった「お客さまとの関係構築」の点では効果がありましたか?

はい!メルマガを送るようになってから、営業から一人ひとりにご連絡せずとも、メルマガの返信でご連絡をくださるお客さまがいます。

メルマガを送り始めた当初に「まだ検討できなくて」と返信いただいてたお客さまが、先日「そろそろ本格的に検討したいです」とご連絡をくださったんです。

いずれ検討したいとお問い合わせをいただいても、私たちはお客さまが本格的に検討をするタイミングがわかりません。メルマガを定期的に配信することでで、お客さまご自身が本格的に検討したいタイミングでご連絡いただけるようになりました。

他にも嬉しいことがありました。メルマガで「来月イベントに出展します」と送ったところ、メルマガをみたお客さまが当日イベント会場まで来てくれました。メルマガをきっかけに直接製品についてのお話できる機会が生まれました。

メルマガを定期的に配信していると、お客さまが契約したいタイミングで返信をくれるようになった。

[KM]お客さまがメルマガへお返事をくださるんですね!

メルマガを配信しても、お客さまが読んでいるのかどうかがわからないと、メルマガを配信する意味があるのかなと思ってしまいますよね。「Kairos3 Marketing」はレポートを見ればお客さまがメルマガを見てくれているのかがわかります。たくさんのお客さまが見てくれているとわかれば、担当者である私のモチベーションアップにもつながります。

実際に私たちが配信しているメルマガは多くのお客さまが読んでくれています。お客さまに読んでいただける内容ならWebサイトにも載せてみようと、メルマガのバックナンバーをWebサイトに掲載することにしました。

[KM]最後に今後の取り組みたいことについても教えてください。

全国の工務店から「HOZONEを自社のお客さまにも提案し、作りたい」とお問い合わせをいただきます。何社かの工務店とはパートナー契約を結びました。

私たちとしては保冷倉庫をただ作るだけではなく、お客さまのビジネスが広がるようなご提案できるように営業しています。パートナーとなった工務店でも私たちと同じように提案できるような営業方法や、安全に保冷倉庫を作るための施工方法の改善をしていき、HOZONEを全国に広めていきたいと考えています。

thumnail:HIJ.株式会社の事例取材風景

ご事務所に設置されたタイニーハウス「WOW」にて取材させていただきました。木の温もりが感じられる素敵な空間でした。ご協力ありがとうございました!

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