[「カイロスマーケティング株式会社」(以下、「KM」)]松谷化学工業株式会社さまの事業についてお聞かせください。
松谷化学工業は、1919年の創業以来でん粉加工のパイオニアとして、でん粉素材、食物繊維等の製造・販売をおこなう食品原材料メーカーです。最新設備を使い、様々な食材の調理テストを重ね、お客さまのニーズに合う食品素材を積極的に開発しています。
近年は、健康意識の向上に伴い機能性素材のニーズが増えてきており、機能性素材として難消化性デキストリンや希少糖を活用した製品などを提供しています。
天然のでん粉を原料とした水溶性の食物繊維である難消化性デキストリンは、すぐれた生理効果をもち多数の特定保健用食品や機能性表示食品に利用されています。
[KM]廣澤さまのお仕事について教えてください。
わたしは研究員として、主に加工でん粉の食品への応用を研究しています。でん粉は馬鈴薯や小麦、米、コーン、タピオカなど多数の由来原料があり、加工方法も多岐に渡るため、加工でん粉の可能性は無限大です。
全国各地の食品メーカーへほぼ毎週訪問し、研究開発された加工でん粉を提案してきました。
また、でん粉加工素材の認知を拡大させるために展示会に出展し、展示会内のセミナーに登壇もしていました。
[KM]どのような経緯で「Kairos3」を知っていただいたのでしょうか。
初めて「Kairos3」を知ったのは、カイロスマーケティング社主催のウェビナーです。
2020年、コロナ禍で人との接触が控えられるようになり、今までおこなっていた客先訪問や展示会がなくなりました。お客さまとのコミュニケーション維持の施策を社内で検討し、ウェビナーを開催することにしました。
一方で、当時はまだ食品加工の業界においてウェビナーは珍しく、開催だけでなく受講の機会もほぼありません。手探りで始めることになりました。
[KM]ウェビナー開催方法を調べる中で、当社のウェビナーを見つけていただいたのですね。
はい。カイロスマーケティング社の「商談につながる自社セミナーの作り方講座」を知り、参加しました。
ウェビナーでは、すぐに真似できるようなノウハウを教えていただきました。例えば、集客メールの書き方、参加者を飽きさせない工夫などです。カイロスマーケティング社が実際に経験して得たノウハウなので説得力がありました。
MAツールの説明もあり、ウェビナー運営に必要な集客メールの配信、出欠管理、アンケートなどができることを知りました。
[KM]MAツールの中でも、なぜ「Kairos3」を選んでいただいたのでしょうか。
「商談につながる自社セミナーの作り方講座」を受講しただけで、「Kairos3」の機能をおおよそ知ることができました。それほど「Kairos3」はわかりやすい操作性という印象でした。
ウェビナーの自社開催にあたり、一番重視したのはスピードです。「Kairos3」ならすぐに実行できると思いました。
問い合わせしたところ、すぐに連絡があり、営業がわたしのニーズを把握した上で的確に提案してくれました。デモを見て、ウェビナー運営に必要な機能があり、マニュアルなどを読まなくてもすぐに手を動かせるUIだと確認できたので導入を決めました。
[KM]操作性を重視して「Kairos3」を選定されたのですね。
操作性だけでなく、ウェビナーを受講した段階で、サポート面も期待できました。これだけ親身になってノウハウを教えていただけるなら、導入後のサポートも良いだろうな、と想像できました。
[KM]サポート面も期待いただいたのですね。実際どうでしたか。
導入直後はとにかく早くウェビナーを立ち上げないといけない状況で、サポートへ何度か質問したところ、すぐに回答をいただけて助かりました。
わたしは講師担当でもありましたので、セミナーコンテンツ作成作業と並行しながら、「Kairos3」で登録フォーム作成、集客メールの配信、申込者の管理、アンケートフォーム作成などをおこないました。
「Kairos3」を導入して1ヶ月でウェビナーを開催できました。初めての試みでしたが、一人で立ち上げることができました。
[KM]初回ウェビナーの反響はいかがでしたか。
ウェビナーの内容は、業種を絞らず、加工でん粉全般に関するものにしました。今までの経験から、食品の新製品開発に携わるお客さまは、「加工でん粉の基礎知識をきちんと知りたい」「他業界の事例を知りたい」というニーズがあると推測できたからです。実際、初回のウェビナーで定員数を上回るお申込みがありました。
お申込み数や、セミナーアンケート内容からご好評いただけているとわかり、その後いくらか期間を定めて定期的に開催することになりました。アンケートでいただいたご要望やご意見は次のウェビナーにいかし、どんどんブラッシュアップしていきました。
[KM]定期開催だと負担も大きかったのではないでしょうか。
ウェビナー立ち上げ当初は「Kairos3」の必要最低限の機能をつかって運営していました。少しして、サポート担当者から連絡をいただきました。お話しする中で、複数回開催時に効率良くできる方法など、わたしが気づいていなかった便利な機能を紹介してくれました。
活用方法を提案いただけたことで、定期開催でも運営の負担を最小限におさえられたと思います。
[KM]サポートがお役に立てたようでしたら幸いです。ウェビナーの効果はいかがでしたか?
ウェビナーアンケートでは、参加者の半数くらいから質問をいただき、質問をきっかけに商談をつくることができました。
もともと当社は業界内でシェアが高く、営業は全国各地のお客さまと接点をもっています。しかし、キーパーソンに接触できないために成約に至らないこともありました。そのような中、ウェビナーには一社からキーパーソンを含む複数名に受講いただけることもあり、ウェビナーをきっかけに受注に至ったケースもあります。
[KM]ウェビナーから営業案件につながっているのですね。最後にひとことお願いいたします。
「Kairos3」を活用することで、コロナ禍でお客さまと接触できない状況でも、お客さまにお役立て頂ける内容をウェビナーで提供し、商談化、受注の仕組みをつくることができました。今後も、引き続きよろしくお願いいたします!
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