[「カイロスマーケティング株式会社」(以下、「KM」)]株式会社MFSさまの事業についてお聞かせください。
株式会社MFSは、長年住宅ローンの証券化などに携わった住宅ローンファイナンス&アナリティクスのプロフェッショナル集団であり、日本初のオンライン型住宅ローンマッチングサービス「モゲチェック」、不動産投資ローンマッチングサービス「モゲチェック不動産投資」の運営をおこなっています。
最先端のファイナンススキルとインフォメーションテクノロジーを融合させて、「住宅ローンを必要とする全ての人が、最も有利な条件で借り入れ、借り換えできる」世界の実現を目指します。
[KM]マーケティングオートメーション(MAツール)導入の経緯についてお聞かせください。
当社では、WEBサイト上で「住宅ローン診断サービス」を展開しています。この診断サービスに興味をお持ちの見込み客に対して、WEBページの閲覧だけでなく、実際に診断サービスのお申込みをいただけるようにメールでプッシュしたいと考えていました。診断を受けていただくことが、商談へ進めるためのファーストステップだからです。
メールでプッシュするための施策を模索していたところ、マーケティングオートメーション(MAツール)をつかうと見込み客のWEB閲覧状況や、見込み客の属性に適したメールを送信できることがわかり、MAツール導入の検討を始めました。
実は、最初は海外製のMAツールを導入したのですが、導入してすぐに数日間の研修が必須なほど、操作が複雑でした。実務でリード(見込み客情報)の取り込みや、メール送信をしようとしても、ツール画面を見ただけではなかなか操作できませんでした。
そのうち、ツールをあまり使わなくなってしまい、他のMAツールを探すことにしました。
[KM]なぜ「Kairos3」を選んでいただいたのでしょうか。
MAツールをいくつか比較したときに、「Kairos3」はメール開封、URLクリック、WEBページ閲覧、といった見込み客一人ひとりの行動履歴が圧倒的に見やすかったですね。
UIがわかりやすいことが「Kairos3」の一番の特徴だと思います。例えばメルマガ配信は画面を見ればすぐに設定できますし、メルマガ配信後に開封した人・未開封の人をセグメンテーション(分類)してメールを送信することもほぼマウス操作だけでできてしまいます。
診断サービスご案内のメルマガ配信や、診断サービスを申込みいただくためにプッシュするフォローアップメールの送信がかんたんにできると確信できました。
[KM]メールの操作性の他に重視したことはありますか?
自社セミナーや共催セミナーを不定期で開催しています。セミナー申込み登録用のフォームをサクサク作れるツールを探していました。
「Kairos3」はフォーム作成のUIも良く、画面を見れば設定すべきことがわかりました。作成数の制限がなくいくつでも作れる点も良いですね。
見込み客へのフォローアップメール送信やフォーム作成など、わたしたちがやりたいことが全てかんたんにできるツールであるだけでなく、ツール利用コストも大幅に削減できると見込めたため「Kairos3」の導入を決めました。
[KM]メールマーケティングについて具体的にお聞かせください。
診断サービスに関し、見込み客のフェーズに合わせたメルマガ配信をしています。見込み客のフェーズは「ユーザー登録が未登録のお客さま」と「ユーザー登録のみでサービス申込が完了していないお客さま」の2段階に分けています。
メルマガを送信後、開封・未開封の反応をみてセグメンテーション(分類)してフォローアップメールを送信しています。
反応別のメールだけでなく、お客さまの属性でセグメンテーションしたフォローアップメールも送信しています。
[KM]どのような属性のお客さまへメールを配信しているのですか?
診断サービスの申込みフォームを閲覧したお客さまを識別できるように「Kairos3」の「リードタグ」機能で「フォーム閲覧」という属性を付与しています。
「フォーム閲覧」リードタグの付与があり、かつフォーム入力が完了していないお客さまへ、フォローアップメールをお送りしています。
[KM]ページ閲覧のみのお客さまへ、お申込みを完了いただけるようにメールでプッシュしているのですね。
はい。「Kairos3」を活用することで、見込み客のフェーズ別や、見込み客の開封・未開封・回帰(URLクリック)などの反応別にフォローアップメールを送信するといったメールマーケティング施策をサクサク実行できるようになりました。
その結果、課題であった診断サービスの申込完了率(CVR)が15%アップしました!
[KM]CVRが15%アップとは、効果がでていますね!
はい。CVRのアップだけでなく、メール本文や配信リストを作成して配信設定して、というメールにかかる作業時間や、ツール利用料などが削減できました。「Kairos3」導入前と比較すると、メールマーケティングコストが1/5になっています。
「Kairos3」は操作が直感的にわかるので、ツールを使う機会や人数が増えたことも大きな効果です。週次のミーティングでは「Kairos3」のレポート画面を開いて、どのリンクをみている人が多いとか、誰が見ているとか、このコンテンツ良かったね、とか、みんなで共有しています。
[KM]セミナー運営も効果がありましたか?
「Kairos3」は、セミナー登録用フォームも設定画面を開けば迷わず作成でき、以前の海外製ツールと比較するとびっくりするくらいかんたんでした。WEB担当者に制作を依頼する必要もなく、自分たちですぐ作れます。セミナー開催が決定してから、フォーム作成、WEB公開までスピーディにできます。
もともとわたしは銀行員でこういったツールは詳しくなかったのですが、「Kairos3」はメール送信もフォーム作成もすぐに実務運用できました!
[KM]さいごに今後についてお聞かせください。
まずは消費者向けのサービスにフォーカスして、見込み客の熱量を上げていくためにいかに「Kairos3」を活用してコンパクトに提案できるかを考えながら、仕組みづくりをしていきたいです。
一方、見込み客である消費者のうしろには不動産や金融など、たくさんの企業が関係しています。将来的には法人向けのメールマーケティングもおこなっていきたいと思っています。住宅ローン、不動産投資ローンのプラットフォームを目指します!
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