生成AI付きMA/SFAの選び方〜入力・確認・報告の負担を減らせるかで見てみよう〜

マーケティング営業支援
生成AI付きMA/SFAの選び方〜入力・確認・報告の負担を減らせるかで見てみよう〜

生成AI付きのMA/SFAを比較・検討するとき、「どれだけ自然な文章を整えられるか」に目が向きやすくなっていませんか?もちろん、メール文面や提案文の下書きを支援してくれることは便利です。

ただ、現場が本当に困っているのは、文章を少しきれいにすることだけではありません。名刺を取り込む、商談メモを残す、メールのたたきを作る、レポートを確認する。日々の小さな作業の積み重ねが後回しになることで情報の鮮度が落ちていきます。

生成AI付きMA/SFAを選ぶときは、「AIがあるか」ではなく、どの業務の負担を減らし、次の一手を決めやすくしてくれるかが大事です。具体例とともに、生成AI付きMA/SFAの選び方を解説します。

文章生成だけでは、現場の負担は減りきらない

生成AIの比較では、メール文面や要約の出来栄えを見たくなります。ただ、現場で使い続けるには、文章のうまさだけでは足りません。

たとえば、商談後の記録やメモの整理がしやすくなっても、SFAに残すべき事実や次のタスクが曖昧なら、営業活動にはつながりにくくなります。メルマガの文面が自然でも、配信先や目的が整理されていなければ、施策の改善には使いにくくなります。

生成AIは、単独で成果を出すものではありません。顧客情報、営業活動、マーケティング施策の流れの中に自然に組み込まれているかをみることが大切です。

生成AIで見たいのは、「4つの業務を助けられるか」

まずは、自社で期待している生成AIの役割を分けてみましょう。役割を分けると、比較やトライアルでみるべき点がはっきりします。

  1. 入力の負担を減らす … 名刺、音声、メモなどから、手入力や確認の負担をどこまで減らせるか
  2. 記録を残しやすくする … MA/SFAに残る事実が、あとから第三者にも追える粒度になっているか
  3. 文面や構成のたたき作成を支援する … メール文面やキャンペーン文案を、ブランドや法務のルールと両立できるか
  4. 確認や要約を補助する … 結論は人が決める前提で、リストやレポートを読む時間を短縮できるか

「週次でいちばんつらいのはどれか」を1つ決めてから検証すると、打ち合わせが進めやすくなります。

トライアル前に確認したい7つのポイント

生成AI機能は、デモだけでは良し悪しを判断しにくいものです。トライアル前に、次の7つを社内で確認しておきましょう。

  1. 検証する生成AIのシナリオを1つに絞ったか
  2. 期待値を「入力負担の軽減」「記録の再現性」「文面の下書き支援」「確認作業の補助」のどれかに分けたか
  3. オンツールの生成AIと、汎用の生成AIアプリの役割を分けたか
  4. 誤変換や取り違えが起きたとき、誰がいつ直すかを決めたか
  5. 個人情報や録音データの扱いを法務と確認したか
  6. お客さまに届く最終文面は、人が確認するルールにしたか
  7. 利用できる機能や提供範囲を公式情報で確認したか

デモでは、うまく使えない場面も確かめておく

生成AIのデモでは、きれいに整った文面や要約が見せられることが多いです。ただ、導入後に大切なのは、少し崩れたときにどう扱えるかです。

  • 事実と生成文の切り分け … どこまで機能に任せ、どこを人が確定するか
  • MA/SFAをまたいだ記録 … 日時、参加者、次アクションがどこに残るか
  • 外部アプリとの使い分け … 顧客固有情報を外部の生成AIに貼り付けない運用が守れるか

生成AIは、便利な分だけルールが曖昧なまま使われやすい機能です。最終文面、事実ログ、個人情報の扱いを分けて確認しておくと、導入後の混乱を減らせます。

ベンダーには、どの業務で使いたいかを伝える

ベンダーに質問するときは、「AIはありますか?」だけではなく、どの業務で使いたいのかを先に伝えると回答が具体的になります。

たとえば、展示会フォローで名刺を取り込み、初回商談までの営業活動を早めたい。商談後の記録やメモの整理、ToDo登録の負担を減らしたい。メール文面作成を支援する機能を使い、配信準備の時間を短くしたい。こうした場面まで伝えると、機能の有無だけでなく、運用に合うかを確認しやすくなります。

生成AIは、現場が続けられる運用をつくるために使う

生成AI付きMA/SFAを選ぶときは、きれいな一文を整えられるかだけで判断しないことが大切です。入力、記録、メール文面作成の支援、確認作業のどこで負担を減らしたいのかを決めてから比較しましょう。

AIの価値は、全部を自動化することではありません。止まりやすい作業を前に進め、営業とマーケティングが次の一手を決めやすくすることにあります。

Kairos3のAI機能を確認したい方へ

生成AIまわりの機能や提供範囲は、アップデートによって見直されることがあります。最新情報はKairos3公式サイトであわせてご確認ください。

メール文面に関わる検討では、AIメルマガ作成の検証AIメルマガ作成の運用 も参考になります。MA/SFA連携の前提を整理したい方は、MAとSFA連携のメリットと活用例 もご覧ください。自社の業務に合う生成AI活用を確認したい方は、Kairos3のお問い合わせ/お見積り依頼 からご相談ください。