株式会社電通総研セキュアソリューション

うまく使えるか不安…。私たちが「Kairos3 Marketing」で成果を出せた理由

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デジタルビジネス推進事業部 セキュリティビジネス開発部
佐々木 康介 さま
セキュリティエヴァンジェリスト
若狭 鉄明さま
業種
IT・通信
活用用途
メルマガ 新規顧客獲得 顧客情報管理

導入前の状況

  1. 社名変更にあわせて発足した新組織では、これまでにない新たなサービスを社外に発信していく必要があり、早期にマーケティング体制を立ち上げることを目指していた
  2. 新規事業として「Cloudbase」の取り扱いを始めた際、経験の浅いメンバー中心で、マーケティング体制をゼロから構築する必要があった。
  3. 社内には体系的なマーケティングの知識がほとんどなく、手探りでのスタートとなり、不安を抱えながらの取り組みだった。

要件や選定の決め手

  1. 他社ツールと比較する中で、「Kairos3 Marketing」のサポート体制が非常に手厚く、困ったときにすぐ相談できる点が安心材料になった。
  2. ヘルプページや操作動画など、自己解決できる仕組みが整っており、実際の操作画面を見ながら学べる点も評価が高かった。
  3. 操作のしやすさに加え、これまでの導入経験があったことで、再活用へのハードルが低かったのも決め手となった

導入による効果

  1. メール配信や入力フォームの作成、リードの管理など、マーケティング活動の基盤となる仕組みが整い、業務が以前より安定して回るようになった。
  2. 自社サイトへの訪問数が大幅に増加し、以前と比べて見込み客の獲得数が着実に伸びたことで、活動の成果を実感できている。
  3. 立ち上げから半年で得た知見をもとに、他のメンバーへの指導や、チーム全体の運用体制づくりの道筋が見えつつある。

クラウドセキュリティで広がる未来──株式会社電通総研セキュアソリューションの取り組み

[カイロスマーケティング株式会社(以下、「KM」)]株式会社電通総研セキュアソリューションさまの事業についてお聞かせください。

株式会社電通総研セキュアソリューションは、当社は、プライム市場に上場している電通総研グループの一員として、グループの総合力を活かしながら、お客さまの課題解決に取り組んでいます。中でも、セキュリティとインフラの分野に強みを持ち、専門性の高いサービスを提供しています。

私たちは、セキュア・インフラ、システム・サポート、ユーザー・サポートといった領域における専門家集団として、デジタル社会における産業と技術革新の基盤を築き、お客様企業と社会の持続的な発展に貢献することを目指しています。

また、テクノロジー、業界、企業、組織、地域といった枠を超えた「X(クロス)イノベーション」の推進を通じて、新たな価値を共に創り出すことに取り組んでいます。

thumnail:株式会社電通総研セキュアソリューションの事例取材風景

セキュリティとインフラに強みを持つ株式会社電通総研セキュアソリューション

[KM]貴部署の役割について教えてください。

わたし達が所属するセキュリティビジネス開発部では、クラウド型のセキュリティ製品を探し、それらを検証してサービス化し、販売することが主な仕事です。

当社はこれまで、主にグループ企業向けに業務をしてきましたが、今後はグループ外のお客さまにも積極的に価値を提供することも目指しています。

新しいお客さまを獲得するための販売促進活動にも力を入れることが、部署の使命となっています。

[KM]貴部署は、どのような商品を扱っているのでしょうか?

セキュリティビジネス開発部では、「Cloudbase」という製品を取り扱っています。この製品は、AWSやMicrosoft Azure、Google Cloudに代表される、一般に公開されているパブリッククラウドにおいて、セキュリティのリスクを検知するためのものです。

これらのクラウド基盤は、サーバーなどをインターネット上に設置するため、設定や運用方法を誤ると、世界中の誰でもインターネット経由で簡単にアクセスできてしまう可能性があります。

そうした設定ミスが起きると、情報漏洩のリスクが高まります。「Cloudbase」は、そのような設定ミスを含めたセキュリティの問題を検知し、未然に防止することを目的としています。

わたし達の部署では、「Cloudbase」のライセンス販売だけでなく、導入時の支援や定期的な報告、状況をまとめた報告書の提供といった付加価値のあるCloudbase SOCサービスも併せて提供しています。

導入から8年。再び選ばれた「Kairos3 Marketing」

​​[KM] MAツール「Kairos3 Marketing」導入以前の取り組みを教えてください。

実は、「Kairos3 Marketing」は今から8年前にすでに導入していました。当時、導入を決めたのは、現在のわたし達と同じく、新規事業の開発を担う部署でした。

それから数年が経ち、現在の「Cloudbase」を新規事業として扱うことになった際に、わたし達が属する新部門で「Kairos3 Marketing」の存在が改めて注目され、活用することになったのです。

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セキュリティエヴァンジェリストの佐々木さま

[KM]最終的に「Kairos3 Marketing」が再び注目されたのは、どのような理由からでしょうか?

最初は不安もありましたが、それでも再び「Kairos3 Marketing」を使おうと決めたのは、新しく加わったメンバーがまだ経験の浅い状態で、何としても運用方法を確立する必要があったためです。

その際、カイロスマーケティングのサポートに相談したところ、わたし達の状況を理解し、非常にていねいに助言していただきました。本当に助かりました。

実は再導入を検討する際に、他社のツールも比較検討しましたが、サポート体制まで含めて総合的に評価し、最終的に「Kairos3 Marketing」を選ぶことにしました。

迷いながらも手応えを得た!新規事業への挑戦と「Kairos3 Marketing」の活用

[KM]新しい取り組みには、どうしても不安がつきものですよね。

新規事業は失敗がつきものです。そのため、会社全体がそのリスクを理解したうえで進めることが大切です。ただし、既存のビジネスの視点から見ると、何度も失敗を繰り返すことはなかなか理解されにくく、その点が難しいところです。

そうした状況の中、わたし達は昨年10月から本格的にマーケティング活動を開始しました。

[KM] どのようなマーケティング活動を開始したのですか?

具体的には、11月ごろから自社サイトの公開をはじめ、海外の関連情報の発信やメルマガ、イベントへの参加や講演活動などを通じて、認知度の向上を図ってきました。特に11月からは、これらの取り組みが本格化しています。

当初はマーケティングの知識が乏しかったため、社内外の専門家の支援を受けながら、体系的な知識を身につけました。

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若狭さま

[KM]素晴らしい成果ですね!実際に「Kairos3 Marketing」を使ってみたご感想はいかがですか?

正直なところ、最初はどう使えばいいのか悩みました。

機能が多くて、最初は「これは使いこなせるのかな」と不安に感じました。日々の業務と並行して使い始めたこともあり、メール配信やフォーム作成など、それぞれの機能を把握するのに苦労しました。

でも、今ではだいぶ慣れてきて、「とても使いやすいツールだな」と感じています。メール配信もスムーズに行えますし、フォーム作成も直感的に操作できるので、現場のメンバーにとっても扱いやすいツールだと思います。

ほしい情報がすぐに検索して見つかるヘルプや、動画の操作解説が充実していた

[KM]ありがとうございます!「扱いやすいツール」と感じた点について、もう少し詳しく教えていただけますか?

わたしが特に「Kairos3 Marketing」を扱いやすいと感じたのは、ヘルプ機能がとても充実している点です。

知りたいことを検索すると、すぐに関連情報が表示され、該当する操作説明のページにもスムーズにアクセスできます。一般的に、利用者が少ないツールだとヘルプが手薄になりがちですが、「Kairos3 Marketing」は多くの人に使われていることもあり、ヘルプ機能がしっかり整っていると感じました。

さらに、操作方法を解説する動画もとても分かりやすかったです。

正直、途中で早送りしながら動画を見ていましたが、「Kairos3 Marketing」の操作画面と動画を並べて確認できたので、自分の手を動かしながら一時停止して学べたのが良かったです。

短時間で一連の操作の流れをしっかり理解することができました。

試行錯誤から確信へ。チームで乗り越えた初期の壁

[KM] かなり順調な使い出しですね。

そんなことはありません。実際に使い始めるまでは、「何をどう進めればいいのか」が分からず、悩むことが多かったです。

たとえば、メルマガを配信して「開封率が31%でした。この結果をどう改善すればいいですか?」と聞かれても、誰も正解を教えてくれるわけではありませんし、明確な答えもないのが現実です。

そうなると、使わなくなってしまうケースも多いと思います。ですが今回は、以前の経験を踏まえ、悩んだときに社内外の専門家やサポートに相談しながら一緒に取り組むことができました。

今では、半年かけてゼロから仕組みを立ち上げ、改善を重ねる中で、少しずつ良い流れが生まれてきていると実感しています。

たとえば、先日配信したメルマガで「クラウドセキュリティ製品の比較資料」をご案内したところ、配信直後から多くの人に資料をダウンロードしていただきました。その反響の大きさから、わたし達の取り組みに対する確かなニーズを感じています。

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今後の取り組みについてお話しいただけました

現在では、取り組むべき方向性がはっきりしてきており、「この目的にはこの機能や設定を使えばいい」といった判断ができるようになってきました。

メール配信の仕組みや入力フォームの作成といった部分も、だいぶ整ってきています。

今回の経験を活かして、今後は別のメンバーへの指導や、チーム全体の体制づくりにも取り組んでいきたいと考えています。誰かに教えながら仕組みを整えていくことには、やりがいもあり、楽しさも感じています。

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