えんがわ商店

親身なサポートと明るい気持ちになるUIで毎日開きたいと思える。個人事業主にもぴったりなMAツール。

えんがわ商店 URL

渡辺 正寿さま
セルフビルドパートナー
業種
セルフビルドパートナー
活用用途
シナリオメール配信 メルマガ 顧客情報管理

導入前の状況

  1. お客さまにはオンラインサロン入会前に、サロン内の活動や主催者の考えを知ってもらえる機会を探していた。
  2. 営業やマーケティングにかけられる時間が限られていた。
  3. 限られた時間で、サロン内の活動や考えを知ってもらう手段としてメルマガを始めてみようと考えた。

要件や選定の決め手

  1. イラストがあり、明るく楽しい気持ちになれるメニュー画面で毎日開きたいツールだな、と思えた。
  2. 基本的な機能から使い始めて、あとからオプション追加できるところが、時間に限りのある個人事業主にぴったりだと思えた。
  3. Webサイトの雰囲気や営業の対応、サポート体制からカイロスマーケティングの人とは良いお付き合いができると感じた。

導入による効果

  1. オンラインサロンの入会希望者がメルマガやブログをどれだけ見ているかが可視化され、熱意を測りやすくなった。
  2. お問い合わせをくれたが、すぐにはセルフビルドにチャレンジできないお客さまもいる。メルマガで継続的に接点を持つことで、お客さまの準備が整ったタイミングで入会してもらえるようになった。
  3. 過去にお付き合いがあったお客さまと、メルマガで定期的にコミュニケーションがとれるようになった。

セルフビルドパートナーとして「自分で家づくりをしたい」人を支援するえんがわ商店

[カイロスマーケティング株式会社(以下、「KM」)]えんがわ商店さまの事業についてお聞かせください。

近年、DIYやセルフビルドという言葉が広がり、家具や家を「自分で作る」ことに興味を持つ人が増えています。私たちは、「自分で家づくりをしたい」という想いを持った人のお手伝いをしていて、その役割を「セルフビルドパートナー」と伝えています。

「自分で家づくりをしたい」と思っていても、プロの知識や技術を借りないとできないこともあります。プロに依頼する際に、どのような家にしたいのかがうまく伝えられず、理想の家づくりができないこともあるんです。私たちはお客さまとプロとの間に立ち、通訳のような役割をすることで、お客さまの理想の家づくりをお手伝いしています。ときには、壁を塗る、床板を張るなどの「お客さまご自身でもできる」ところは、お客さまにも手を動かしてもらうこともあります。

最初は1件ずつ、請負という形で対応していましたが、対応できるお客さま数に限界があります。なかには「こんなことまで質問していいのか?」と遠慮されるお客さまもいらっしゃったので、より多くのお客さまの家づくりをお手伝いできるようにはじめたのがオンラインサロンの「えんがわラボ」です。有料のオンラインサロンにすることで、遠慮なく質問してもらえる環境を作りました。家づくりについての質問をしあったり、一緒に家づくりをするイベントをしています。会員同士の活動も共有することでセルフビルドの仲間作りの場になっています。

thumnail:えんがわ商店の事業

えんがわ商店が運営するオンラインサロン「えんがわラボ

「Kairos3 Marketing」は基本的なことからはじめられる、個人事業主にもフレンドリーなMAツール

[KM]マーケティングオートメーション(MAツール)導入の経緯を教えてください。

私は個人事業主として事業をしているので、事業に関することは基本的には1人でやらなければなりません。営業やマーケティングに使える時間は限られます。以前はお問い合わせいただいたお客さまの情報をまとめる時間も取れていませんでした。

個人事業主として、限られた時間を有効に使う方法を勉強する中で、MAツールというものを知りました。導入費用や「導入しても活用する時間が取れないかもしれない」と不安で、すぐに導入に踏み切ることはできませんでしたが、ずっと興味を持っていました。

2019年にオンラインサロンの「えんがわラボ」を始め、最初は口コミやブログからのお問い合わせで会員が増えていきました。これからもっと会員を増やしていきたいと考えたときに、MAツールでメルマガを配信していくのが良さそうだと思ったんです。

[KM]会員を増やすための方法としてメルマガ配信を検討されたんですね。いろんな方法があるかと思いますが、なぜMAツールでのメルマガが良いと思ったのですか?

確かに会員を増やす方法はたくさんありますよね。「えんがわラボ」を無料で参加できるようにすることも1つの方法だと思いますが、無料にはしたくなかったんです。

なぜなら、私は「えんがわラボ」の入会希望者に、現在の活動状況や私の想いをちゃんと知った上で入会してほしいと考えているからです。SNSやブログでも、活動中の写真を中心に紹介しています。きれいに仕上がった写真をみて面白そうだと問い合わせをくれる人もいるのですが、なぜこの活動をしているのかや、「えんがわラボ」への私の想いは写真だけでは伝わりません。想いを伝える方法として、自分の言葉で伝えられるメルマガが良いなと考えました。

MAツールならメルマガが送れる上に、手が回っていなかった顧客情報の管理もできます。想いを伝えるためのメルマガを配信した後、どのお客さまが開封してくれたのかまでわかるので、「このお客さまには想いが伝わっているか」の指標になります。

thumnail:えんがわ商店の事例取材風景

えんがわ商店 渡辺さま

[KM]数あるMAツールから「Kairos3 Marketing」を選ばれた理由も伺えますか。

「Kairos3 Marketing」は私にとってフレンドリーだと思ったからです。

[KM]「フレンドリー」ですか。詳しく教えていただけますか?

まずメニュー画面ですね。ログインするとイラストがあって、楽しく明るい気持ちになります。MAツールは毎日開かないと意味がないツールだと考えています。「Kairos3 Marketing」のメニュー画面をみて、毎日開きたいと思いました。

次に「Kairos3 Marketing」の、基本的な機能から始められるところが、私にぴったりだと思ったんです。どのMAツールも機能がたくさんあるというのは一緒ですが、すべてを一度にやろうとしても、私1人じゃ全部はやりきれません。
「Kairos3 Marketing」は最初は基本的な機能だけで導入し、慣れてきたら機能を追加できます。なんとなくセルフビルドと近いなと感じました。自分で家づくりをしたいと思っている人でも、いきなり新築の家を1軒建てることは難しいです。最初はウッドデッキや小屋を作るところからチャレンジします。「まずはメルマガから始めましょう」と「まずはウッドデッキから作りましょう」というスタイルが、似ていると感じられました。

あとは、カイロスマーケティングの社員たちは、えんがわ商店に興味を持ってくれると直感したんです。カイロスマーケティングのWebサイトの雰囲気や営業の対応、導入後もしっかりとサポートがついているところから、そう感じたのかもしれません。ITツールといえど結局は人だと思っていて、お互いに興味を持てる人とお付き合いをしていきたいと思い、「Kairos3 Marketing」を導入しました。

メルマガ配信が継続できるのは、サポートからのアドバイスがあったから。

[KM]現在のご活用方法を教えてください。

過去にお付き合いのあったお客さまやお問い合わせいただいたお客さまの情報を「Kairos3 Marketing」にまとめて、2週間に1回、メルマガを配信しています。

Webサイトのお問い合わせや資料請求の登録フォームをすべて「Kairos3 Marketing」のフォームに置き換えました。お問い合わせをしてくれたお客さまの情報が自動で集約され、メルマガを送るリストに加えるようにしています。都度お客さま情報をまとめたりする時間を取れないので助かっています。

[KM]メルマガ配信は初めてのお取り組みかと思いますが、コンテンツ作りなど困ることはありませんでしたか?

始めた当初はメルマガにたくさんの情報を詰め込もうと、長文のメルマガを作っていました。メルマガを配信する理由やこれまで「えんがわラボ」の活動を、順を追ってすべて伝えなければならないような気がしていました。

あれもこれも思って書いていると、本来お客さまに伝えたいことになかなか辿り着けなくて…。困っていた時に、カイロスマーケティングのサポートが気持ちが楽になるアドバイスをくれました。「もっと短くて良いんですよ」や「もっと冒頭でブログのリンクを貼り付けたらどうですか」というアドバイスをもらい、すべてを1回のメルマガで説明する必要はないんだと気が楽になったことを今でも覚えています。

[KM]2週間に1回のペースをお一人で対応するのは大変ではないですか?

MAツールを導入するなら2週間に1回はメルマガを配信しようと決めてはいたんですが、当初は正直不安でした。他の業務もありますし、怠けちゃう可能性もあります。

2週間に1回のペースを継続できているのはカイロスマーケティングのサポートのおかげです。導入当初から定期的に打ち合わせをして、メルマガのアドバイスをくれたり、操作方法を丁寧に教えてくれたりと親身に対応してくれました。

導入以前からWeb上の口コミをみて、「Kairos3 Marketing」はサポートが評価されているサービスだと知っていましたが、実際に自分がサポートを受けるとここまでやってくれるのかと驚きました。サポートが親身になってくれるからこそ、打ち合わせで約束した「来週までにメルマガを作る」を守らなきゃな、裏切れないなという気持ちで取り組んでいました。今は打ち合わせの頻度を減らしていますが、メルマガを書くときにはサポート担当者のことを思い出しながら書いています。

thumnail:えんがわ商店の事例取材風景

「メルマガを書いているとサポート担当者のアドバイスや顔を思い出します」

[KM]サポートがお役に立ててよかったです!メルマガをきっかけにオンラインサロンに入会されるお客さまもいらっしゃるのですか?

はい。過去に資料請求をされたお客さまが、メルマガをきっかけに入会してくださっています。

セルフビルドは「やってみたい」と思っていても、すぐに始められるお客さまばかりではありません。家を建てる、リフォームするのは、お金がかかることなので。メルマガで継続的にアプローチすることで、お客さまのタイミングで入会してもらえるようになったと思います。

「Kairos3 Marketing」のお客さまがどれだけメルマガやブログを読んでくれているのかという「行動履歴」を可視化する機能も、ありがたいなと感じています。

「えんがわラボ」の入会希望者とは、入会前に対面かオンラインで面談をしています。セルフビルドに本当に興味を持ってくれている人にだけ入会してほしいと考えているので、1対1でお話をして確かめているんです。確かめるというと偉そうな感じになってしまいますが、せっかく入会していただけるのなら「入会して良かった!」と思ってほしいので、その方のためになりそうかどうかを確認する意味合いです。以前は私がお客さまとの会話の中で質問をしたり、お客さまがどんなことをやりたいのかを聞いて判断していました。

「Kairos3 Marketing」を導入してからは、面談の前にお客さまの行動履歴をチェックしています。「リフォームに関するメルマガやブログをよくご覧になっているな」などがわかると、言葉だけではないお客さまの想いを理解できますよね。

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入会希望者のお一人お一人と向き合っていらっしゃるお話が印象的でした。

メルマガ配信に慣れたら、シナリオ機能を活用したメールの自動配信も開始。

[KM]現在、シナリオ機能もご利用いただいていますね。

「えんがわラボ」の会員さんに、毎月更新案内を送るためにシナリオ機能を使っています。

[KM]毎月必ず送るメールをシナリオ機能で自動化されているのですね。以前は1通1通、手作業で送られていたのですか?

シナリオ機能を使う以前は、何も送っていませんでした。私個人で使っているサブスクサービスで、更新案内のメールを送ってくれるものがあって、親切だと感じたんです。「えんがわラボ」でも同じような案内を送りたいと思いました。

ただ、お客さまごとに更新のタイミングはバラバラです。シナリオ機能を使えば、会員さんの入会した日に合わせて自動でメールを送れるなと思い、活用し始めました。

[KM]シナリオ機能を使おうと渡辺さまご自身が考えられたのですか?

はい。もともと自動で何通かのメールを送れるシナリオ機能を使いたいと思っていました。「えんがわラボ」に入会したお客さまには、既存の会員さんがどんな活動をしているのかを順を追って説明したいのですが、私1人で活動をしていると時間が取れなくて…。シナリオ機能を使ったメールが、私の代わりに説明してくれるようにしたいと思い、今、準備を進めています。

[KM]次のお取り組みも計画中なのですね!順調に活用を進められていてとても嬉しいです。導入から現在までで、最も変わったことはなんですか?

一番は私の姿勢ですね。

以前は問い合わせがきたお客さまに対応していく受け身の姿勢で、こちらからお客さまに情報提供ができていなかったのは不親切だったと思います。「Kairos3 Marketing」を導入してからは、私自身からお客さまに情報提供ができるようになり、結果として会員も増えています。

[KM]最後に「えんがわラボ」の今後の展開についても教えてください。

今の会員さんは長野県内の人が中心です。今後は全国のお客さまに入会してもらえるように「えんがわラボ」を広めていきたいと考えています。それと同時に、私と同じように「セルフビルドパートナー」として活動する人も増やしていきたいです。

「えんがわラボ」はオンラインサロンなのですが、実際の家づくりはリアルな活動です。活動を会員同士が支え合うためには、近くのエリアにいると心強いですよね。全国各地に「えんがわラボ」の支部ができていくように広まるといいなと思います。

thumnail:えんがわ商店の事例取材風景

取材ではえんがわ商店さまの秘密基地に伺いました。
ご協力ありがとうございました!

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