[カイロスマーケティング株式会社(以下、「KM」)]GSR株式会社さまの事業についてお聞かせください。
フィリピン投資のスペシャリストとして、不動産の売買や賃貸管理をはじめ、フィリピン国内の金融口座の開設手続きや永住権の取得など金融資産を安全に管理・運用するためのサポートをしています。
お客さまが購入した不動産の賃貸管理や内装のメンテナンスができるよう、本社はフィリピンに置いています。当社自身がフィリピンに進出した経験を活かし、フィリピンに進出したいという日本企業の進出支援も始めました。
[KM]「Kairos3」導入前の営業にはどのような課題があったのですか?
創業して間もない会社ということもあって、営業は私も含めて4名で対応しています。長期見込みのお客さまフォローや、既存のお客さまへの追加提案まで手が回っていませんでした。
[KM]長期見込みのお客さまと既存のお客さまへの営業に課題があったのですね。詳しくお伺いしてもいいですか?
フィリピン投資に関心のあるお客さまを集めるために、毎月セミナーを開催しています。セミナーを聞いて、すぐにフィリピン投資を検討したいお客さまとはもちろん商談を進めるのですが、「興味はあるけど、今すぐには検討していない」というお客さまは、検討を始める時期がわからないこともあって、営業からのご連絡ができていませんでした。
すでにフィリピンの不動産を購入されたお客さまにも、資産運用のお手伝いなど、ご提案できるサービスが他にもありますが、ご提案する機会をつくれていませんでした。
社員だけで難しい部分はツールに頼ろうと考え、「Kairos3 Marketing」、「Kairos3 Sales」を導入する以前は、別のツールを利用していました。営業の商談情報の管理やメール配信ができるツールだったのですが、使いにくさを感じていました。
[KM]以前は別のツールをご利用されていたのですね。どのようなところに「使いにくさ」を感じていらっしゃったのでしょうか?
セミナーを開催した後、興味を持ってくれたお客さまには営業から個別に、できるだけ早くご提案したいですよね。以前のツールは仕様上、セミナーに参加したお客さま情報を確認するまでに数日かかっていました。セミナーの参加者情報を一括登録ができなかったので、参加者お一人お一人の情報を、手入力でツールに登録する必要があったのです。セミナーから数日後にご連絡したとしても、商談につながるお客さまはいらっしゃいますが、営業としてはもっと早くにご連絡したいですよね。
以前のツールはセミナーの申込フォームの作成や受講案内のメール配信もできました。ただ、HTMLコードを編集する必要があり、HTMLコードを扱った経験のない社員で対応していたので、コードの記載ミスも発生しがちでした。
営業したいタイミングでお客さまにご連絡ができない上に、ミスもあったので、どうにかしたいと考えていたところ、社内の営業担当者が提案してくれたツールが「Kairos3」でした。
[KM]営業のご担当者さまが「Kairos3」の導入を提案されたのですね。
提案してくれた営業は、前職でマーケティングオートメーションツール(以下、「MAツール」)やSFAの導入に携わった経験があり、いくつかのツールを比較検討していたようです。比較検討した経験から当社に合うツールはMAツールとSFAを両方利用できる「Kairos3」だと提案してくれました。
[KM]導入を決める際は、近藤さまも商談に参加されたのですか?
はい。私もデモをみせてもらいました。
Zoomと連携して、セミナーの参加者情報がすぐに登録できるし、フォームやメールの作成時にコードを編集する必要がありません。これなら困っていたことが解消されるとわかり、とても嬉しかったです。
長期見込み客への営業にも課題を感じていると伝えると、カイロスマーケティングの営業は、スコアレポートという機能も紹介してくれました。レポートを確認すれば、長期見込みのお客さまや既存のお客さまが、いつ当社のWebサイトやメルマガをみているかがわかります。「最近よくWebサイトをみてくれている」というお客さまに絞れれば、営業が少なくても、長期見込みのお客さまフォローができそうだと思いました。
月額費用が1万5000円からというのも導入を後押ししてくれました。導入してみて、もしうまく活用できなかったとしても、会社にとって大きな損失にならない金額なので、安心して導入できました。
[KM]「Kairos3 Marketing」と「Kairos3 Sales」のご利用方法を教えてください。
毎月開催しているセミナーの集客や運営を「Kairos3 Marketing」で、セミナー後に商談になったお客さまの管理を「Kairos3 Sales」で行なっています。
利用してみて、Zoom連携機能には驚きました!「Kairos3 Marketing」とZoomを連携させれば、Zoomを触らずにオンラインセミナーの設定ができます。出欠情報も自動で「Kairos3 Marketing」に反映されるので、セミナー開催が終わってからに参加者に絞って営業フォローをするまでがスムーズになりました。
お申し込みフォームやアンケートの作成、受講案内メールや開催後のお礼メールの配信設定もかんたんで、ミスが発生することもありません。
[KM]以前のツールでの課題が解決されたのですね!
はい!
操作がかんたんなので、営業が個別のお客さまに送るメールも「Kairos3」から送るようにしています。お客さまがメールを開封しているかがわかるので、開封していなかったら再送してみようかと考えられるようになります。
[KM]長期見込みのお客さまや既存のお客さまのフォローへの課題は変化しましたか?
Webサイトやメルマガをよくみている「アクティブリード」のお客さまにお電話をかけるようにしたところ、長期見込みとなっていたお客さまとの商談につながるようになりました。
商談につながった場合は「Kairos3 Sales」に登録しています。商談の中で聞いたことを記載していくと、お客さま一人ひとりの顧客カルテができあがるので、他の営業が過去にどんな提案をしていたのかもわかるようになりました。
[KM]長期見込みのお客さまも商談につながるようになったのですね!活用いただく際、操作に困ったことはありませんでしたか?
最初は使い慣れない用語に戸惑うこともあったのですが、カイロスマーケティングのサポートのおかげで滞りなく運用できています。
導入当初は、別の社員が運用していたのですが、今は私が運用を担当しています。運用の担当者を私に変更する際、カイロスマーケティングのサポートは改めて打ち合わせを設定してくれました。私が操作に慣れるまで、操作方法を教えてくれました。導入時だけでなく、担当者が変更する際にも時間をとってくれたのはありがたかったですね。
[KM]最後に今後のお取り組みについて教えてください。
「Kairos3 Marketing」と「Kairos3 Sales」の操作に慣れてきたので、シナリオ機能を活用してみようと思っています。現在サポートと相談しているところです。
シナリオ機能を活用して、お問い合わせいただいたお客さまに対して、順序立ててメールを配信することで、よりフィリピン投資のメリットを理解してもらえるよう取り組んでいきたいと考えています。
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