橋本エンジニアリング株式会社

1人で営業DXをスタート。既存顧客へのメルマガで、別商品のご依頼をいただけるようになりました。

橋本エンジニアリング株式会社 URL

橋本 裕司さま
代表取締役社長
前田 知花さま
営業部
業種
製造業
活用用途
メルマガ 新規顧客獲得 顧客情報管理

導入前の状況

  1. 既存顧客との関係構築に時間がかかり、新規開拓まで営業の手が回っていなかった。
  2. 会社がDXを推進すると決め、各部門が部門単位でできることから始めた。

要件や選定の決め手

  1. MAツールを使えば、事業内容をメルマガで伝え、興味関心が高いお客さまだけを選定できる。営業の負担を増やさずに新規開拓ができると考えた。
  2. 「Kairos3 Marketing」はメール配信の設定画面が3ステップでわかりやすく、メルマガの内容を相談できるサポート体制があるため、初めてでも安心してメルマガ配信に挑戦できると思った。
  3. 地元の企業が「Kairos3」を利用しており、導入前から相談に乗ってもらえた。近くに頼れる企業がいる安心感があった。

導入による効果

  1. メルマガを読んだ既存顧客から別製品のご依頼がきた。
  2. メルマガを送り始めてから、過去の取引先から久しぶりに連絡がきた。

静岡県浜松市で輸送機器の試作部品制作や金型・治工具の設計、制作など、金属加工を営む橋本エンジニアリング株式会社

[カイロスマーケティング株式会社(以下、「KM」)]橋本エンジニアリング株式会社さまの事業についてお聞かせください。

主な事業は自動車や船舶などの輸送機器の試作部品の制作、金型・治工具の設計制作といった金属加工です。

長年の金属加工で培った技術を活かしたオリジナル商品の開発もしています。私たちが開発した軽量車いす「MC-X」は、利用者がかんたんに持ち上げられるほど軽量です。パラリンピックを目指すスポーツ選手からも愛用していただいています。

thumnail:橋本エンジニアリング株式会社の事業

試作部品などの金属加工をおこなう橋本エンジニアリングさま

コロナ禍でDXの推進を決意。部門単位でできることから考えた

[KM]「Kairos3 Marketing」を導入されたきっかけを教えてください。

会社が「DX(デジタルトランスフォーメーション)推進」の方針を掲げたことがきっかけです。

当時の私は、営業部で営業事務です。「DX推進」の方針が出た時に、上司から営業部で何かできることを考えて欲しいと依頼を受けました。

[KM]前田さまはもともとデジタル活用に知見があったのですか?

いいえ。「DXって何だろう?」と思っていました。

まずはインターネットでいろんな情報を調べて、学習することから始めました。営業活動のDX事例には、マーケティングオートメーションツール(以下、「MAツール」)やSFA、CRMなどのデジタルツールが関わっていることがわかりました。

さまざまな種類のツールから、当社に合っているのはMAツールだと思ったんです。

[KM]なぜMAツールだと思われたのか、詳しく教えてください。

営業部の課題は新規顧客の開拓だったのですが、原因は営業が新規顧客開拓にまで手が回らない状況にありました。

新規顧客を開拓するために、以前から展示会に出展していました。展示会で橋本エンジニアリングを知っていただき、その後主要の事業を知ってもらおうという戦略です。実際には、営業は既存顧客の対応に精一杯で、展示会後の新規顧客へのアプローチまでできていませんでした。

既存顧客には大手企業が多く、1社に複数の担当者がいたり、複数の案件を依頼されることがあります。当社の営業は、既存顧客の各担当者との関係構築や、依頼された案件の対応があり、時間の余裕がありません。

MAツールは、メルマガを配信でき、多くのお客さまに当社の事業内容を伝えられます。メルマガの開封状況から、興味関心が高いお客さまだけを選定することも可能です。

SFAやCRMは、営業がツールの使い方を覚えなければ活用できません。メルマガなら、私1人がメルマガの書き方や配信方法を学べば始められます。営業の手間を増やさず、デジタルで新規顧客の開拓ができると考えたのです。

thumnail:橋本エンジニアリング株式会社の事例取材風景

営業部で 「Kairos3 Marketing」の運用を担当する前田さま

[KM]MAツールのなかで「Kairos3 Marketing」を選定していただいた理由も伺えますか。

マーケティングの経験がない私でも、「Kairos3 Marketing」なら安心して活用できると思ったからです。

「Kairos3 Marketing」は、画面の表示に沿って進めるだけでメール配信の設定が可能なので、迷わずに操作できそうだと思えました。

サポート体制も魅力でした。カイロスマーケティングの営業が、サポートには操作方法だけでなく、メルマガの内容や文章の書き方の相談もして良いとおっしゃっていました。会社としても初めてのメルマガ配信なので、サポートが相談相手になってくれると心強いです。

浜松の企業が「Kairos3」のユーザーだったことも決め手になりました。カイロスマーケティングが主催するセミナーに、浜松の企業が登壇し、「Kairos3」を使っていると話していました。同じ製造業で、もともと社長同士の面識がある企業です。その企業に「Kairos3 Marketing」の導入を決める前に相談したいと持ちかけたところ、「Kairos3」の運用担当者が快く相談にのってくれました。私は初めてのマーケティングやMAツール活用をうまくできるのかと不安を感じていたのですが、相談にのってくれる人が近くにいることに安心できました。

[KM]最初のお話に戻ってしまうのですが、貴社で「DX推進」の方針を立てた理由も伺えますか。

2020年からのコロナ禍で、「DX」という言葉を新聞などでよくみかけるようになりました。特に同業である製造業のDX事例はよく目につきましたね。記事をみかけるたびに「当社もそろそろDXに取り組まないといけないな」と危機感を覚えていきました。

少子化により、今後は若手の採用が難しくなります。人が少なくても事業を継続させていくために、デジタルの力を借りて業務を改革していく必要があると思います。何から始めたら良いか、はっきりとはわからなかったのですが、まずは各部門単位でできることから始めてみようとDX推進の方針を立てたました。

営業部からは前田さんがDXのために「Kairos3 Marketing」を導入したいとプレゼンしてくれました。要点がわかりやすいプレゼンで、安心して任せられました。

thumnail:橋本エンジニアリング株式会社の事例取材風景

(左)代表取締役社長の橋本さま

メルマガが追加案件の受注につながっている

[KM]導入されてからどのように活用されていますか?

社長や営業が持っていた名刺や展示会で獲得した名刺を集めて「Kairos3 Marketing」にデータを取り込み、月に2回のメルマガを配信しています。

[KM]初めてのメルマガ配信とのことですが、困ることはなかったですか?

困ることはなかったです。

メルマガの内容は、営業部や他の部門の社員からアイディアをもらっています。他部門への依頼は上司にお願いしました。いろんな社員に協力してもらいながら継続的にメルマガ配信ができています。

導入後の数か月間は、カイロスマーケティングのサポートとの定期的な打ち合わせをお願いしました。自分ではわからなかった操作方法やメルマガの企画などについてサポートに相談しました。

カイロスマーケティングが運営している「マケフリ」の記事やセミナー、メルマガも参考にしています。いろんな形でマーケティングについて学べるのは楽しいですね。

[KM]メルマガを始めてからどんな効果がありましたか?

メルマガをみた既存のお客さまから「こんなサービスもあったんだね。相談させてよ」と連絡があり、これまでとは別のサービスの商談につながっています。前回のお取引から何年も連絡がとれなかったお客さまからお久しぶりにご連絡がくることもあります。

営業が「今日お会いしたお客さまがメルマガを読んでくれてたよ」と声をかけてくれることもあります。私はお客さまと直接コミュニケーションをとる機会がほとんどないので、お客さまの声が聞けるのはとても嬉しいです。もっと頑張ろうと思えます。

thumnail:橋本エンジニアリング株式会社の事例取材風景

「お客さまがメルマガを見てくれていると実感できることが嬉しい」とおっしゃっていました。

[KM]最後に今後のお取り組みについても教えてください。

今後はインサイドセールスにも挑戦してみる予定です。

メルマガやWebサイトをみていても、お問い合わせにはつながっていないお客さまがいます。私からお電話してみてお客さまのご状況を伺い、営業に繋げられるといいなと思っています。

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工場も見学させていただきました。
ご協力ありがとうございました!

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