[「カイロスマーケティング株式会社」(以下、「KM」)]イントリックス株式会社さまの事業についてお聞かせください。
イントリックス株式会社は、「インターネットを活用して日本の産業をイノベーションすること」をミッションとしています。BtoB企業が“Japan Brand”の価値を高め世界中に広められるよう、WEBサイトの戦略立案から構築・運用まで全力で支援しています。
インターネットの活用には、「戦略」「ユーザーエクスペリエンス」「テクノロジー」の三つの視点をバランスよく組み合わせることが欠かせません。そのため、イントリックスには各分野の専門知識・技術と経験を持つスペシャリストが在籍し、それぞれのスペシャリストがシームレスに協力し合う「三位一体」の体制でプロジェクトを推進しています。
近年は、お客さまから、デジタルマーケティング基盤構築、施策の設計、実行の支援のご要望をいただくことも増えてきています。
[KM]みなさまのお仕事について教えてください。
当社には戦略、WEB制作、テクノロジーの三つの部門があり、本日ここにいるわたしたちはそれぞれの部門に所属しています。みながクライアントワークを行いつつ、マーケティングや営業の業務を兼任しており、「Kairos3」も私たち自身が活用しています。
自社セミナーの企画、運営もわたしたちがおこなっています。「グローバルでのWEB活用」「デジタル活用ステージに合わせた失敗しないMA導入のポイント」「BtoB製造業が目指す営業ツールとしてのWEBサイト」など、さまざまなテーマで月に1回以上セミナーを開催しています。
[KM]マーケティングオートメーション導入の経緯について教えてください。
日々お客さまとお会いし、コンスタントに名刺が蓄積されています。名刺管理ツールは使用していましたが、あとで名刺情報を見てもクライアントになる可能性のあるお客さまの名刺なのか、あるいは協力企業さまの名刺なのかわからない状態で混在していて、せっかくいただいた名刺を、営業活動に活かせていないことが課題でした。
そこで、自社セミナーの開催をきっかけに、社内で保有する名刺を活用したマーケティングオートメーションの仕組みを作りたいと考えていました。
[KM]「Kairos3」を選んだ理由をおしえてください。
顧客管理、メルマガ配信、セミナーイベント管理、HOTな見込み客の通知などセミナー運営のための便利な機能があり、自社セミナーの運営が初めてのわたしたちでもうまくできそうだと思い、「Kairos3」を選びました。
[KM]クライアントさまにも「Kairos3」をご紹介いただいていますね。
近年は、クライアントさまからマーケティングオートメーションについて聞かれることも増えてきました。「Kairos3」は、はじめてログインした人でも画面を見れば操作できるようなUIになっています。導入コンサルや教育なしでもすぐに運用が開始できる分かりやすさが魅力ですね。
[KM]どなたでも活用いただけるUIをめざしています。
UIが分かりやすいことは、ツールの「続けやすさ」にもつながっています。これは自社においてもクライアントにおいても言えます。
「Kairos3」は操作面でも価格面でもスモールスタートで導入しやすいツールだという点は共感します。
[KM]導入後はじめに何をされましたか?
まず名刺管理ツールに入っている顧客の名刺情報を「Kairos3」に取り込みました。「Kairos3」は名刺管理ツールと連携しているのですぐにできました。その名刺情報がクライアントさまなのか、協業パートナー企業さまなのかを判別できるように「Kairos3」では「リードタグ」を設定しました。新しく名刺情報を追加するときも、必ず「リードタグ」でクライアントか否かを設定しています。
[KM]「リードタグ」でお客さま属性を見える化したのですね。
はい。どの名刺に対してコミュニケーションすべきなのかを、社内の誰もが判断できるようになりました。
[KM]自社セミナーはメルマガで集客されていますか?
社内で保有するお客さま名刺、つまり「Kairos3」に登録されているお客さま宛にセミナーご案内のメルマガをお送りしています。
セミナー集客でも「Kairos3」の「リードタグ」を活用しています。セミナーページを3回閲覧しているお客さまには「セミナーページ閲覧」というリードタグ付与を設定しています。そうすることで、「セミナーページ閲覧」のリードタグが付いていてまだお申込みいただけていないお客さまには、セミナーお申込みを促すような内容のメルマガをお送りできるようになりました。
[KM]セミナー開催数も増えているようですね。
はい。「Kairos3」には、セミナー申込フォームの作成、セミナー登録者の一覧表示、出欠管理、出席欠席で分けたフォローメール配信の機能があります。
自社セミナーの開催が「Kairos3」導入理由の一つでしたので、導入してすぐセミナー申込フォームを作成しました。フォームの作成は、ほぼマウスのドラッグ&ドロップ操作でできてしまいました。
業務を兼任しているわたしたちに、セミナーの運営までしっかりできるかはじめは不安でしたが、「Kairos3」を使うとセミナー準備から当日の開催、フォローまでの一連の作業を、時間をかけずにできました。
UIもわかりやすいので、業務が属人化せずわたしたちの誰であってもセミナー運営ができるため、セミナーの開催数が増えても運用の負荷が小さいです。
[KM]セミナーから受注することもありますか?
はい。「Kairos3」を使うとセミナー運営がスムーズにできるだけでなく、セミナー後にお客さまのWEB行動履歴を見ることができ、お客さまの興味度、本気度がわかるようになりました。セミナーに参加いただいた後のWEB行動を確認して、セミナー後のフォロー提案に活かしています。
「Kairos3」の導入とあわせて自社セミナーを始めてほんとうに正解でした。セミナー参加者のうち25%が営業案件につながり、その3割(全体の10%弱)で受注を実現しています。
[KM]セミナーから25%が案件化、1割受注とは素晴らしいですね!
セミナー参加のお客さまに限らず、「Kairos3」で行動履歴からニーズを推測でき、行動量をキャッチできるようになったことで、多くの潜在顧客へタイミング良く提案できるようになりました。
「Kairos3」ではお客さまのWEB行動の一つひとつが数値で表示され、数値が高いお客さまをHOTリードとして営業に通知する機能があります。HOTリードとして検知されたお客さまへは通知を受け取った営業が連絡をとるようにしています。
[KM]「HOTリード」通知を活用して商談をつくっているのですね。
例えば、名刺交換から数年経ち営業担当の記憶がうすれているお客さまであっても、「HOTリード通知」を受け取ることでそのお客さまを思い出し提案につなげることができています。
お客さまが当社からの情報をほしいと思っていただいているタイミングで、こちらから連絡できるようになりました。結果、商談案件を増やすことに成功しています。
[KM]今後取り組みたいことなどをお聞かせください。
「リードタグ」をさらに活用して、お客さまが閲覧しているページごと、つまりお客さまが興味を持っているテーマごとにメルマガを出し分けたいと思っています。それにより、セミナー集客数とお問い合わせ数をもっと増やせるのではないかと期待しています。
また、「Kairos3」は25名まで同金額で利用できるので、社内で「Kairos3」を活用するメンバーを増やしていきたいです。使う人数が多いほうが、新しいアイデアも出てくると思いますので。
カイロスマーケティングは入門トレーニングや無料セミナーが定期的におこなわれているのが良いですね。セミナー時に直接質問もできるので、「Kairos3」活用の幅をどんどん広げられます。今後ともお付き合い、どうぞよろしくお願いいたします!
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