[「カイロスマーケティング株式会社」(以下、「KM」)]株式会社ライトアップiクリエイショングループさまの事業についてお聞かせください。
ライトアップのiクリエイショングループはメールマーケティングの支援、様々なコンテンツの制作、SNS運用などデジタルマーケティングに強い企画・制作チームです。その中で複数のマーケティングオートメーション(MAツール)の導入支援もおこなっています。
[KM]米澤さまのお仕事について教えてください
メールマーケティング支援の老舗である当社で、わたしは大手中堅企業のWEBマーケティングを受託支援する部署「iクリエイショングループ」でマネージャーを務めています。
「iクリエイショングループ」にはライティングや編集に多くの経験とノウハウがあります。クライアントのメールマガジンやWEBコンテンツ制作のほか、ソーシャルメディア運用代行、CMS構築などさまざまなソリューションを提供しています。
[KM]マーケティングオートメーション(MAツール)導入の経緯を教えてください。
わたしは2000年前後からメール配信に関するツールの開発や運用にたずさわり、今はメールマーケティングのコンサルティングに従事しています。
クライアントからいただくご要望は、メールコンテンツの書き方や作り方、配信方法が中心でした。2012年以降からはそれに加えて、メールの開封率、クリック率、コンバージョン率のアップ、顧客のWEB行動把握による営業効率化といった効果を求められるようになってきました。
そのようなときに、MAツールをつかうとクライアントが求める効果を実現できるとわかり、MAツールをご提案する機会が増えてきました。複数のMAツールを検討した結果、クライアントへ提案しやすいMAツール「Kairos3」を自社でも導入することにしました。
[KM]なぜ「Kairos3」はクライアントへ提案していただきやすいのでしょうか?
クライアントからいただく依頼はメールマーケティング関連が多いので、メールコンテンツを作りやすいツールであることが必須です。「Kairos3」はHTMLメールの作成がシンプルでわかりやすいですね。画像の差込は、写真のアイコンを押して画像を選択するだけですし、リンクは鎖のアイコンを押してリンク元を選択してURLを入力すれば設定できます。マルチパートメールもかんたんです。HTML形式のメールを作成したあとに、テキスト変換ボタンを押すとテキスト形式のメールも作成できてしまいます。
ツール一体型の日本語マニュアルがあるので、機能についてくわしく調べたいときには参考にできます。不明点がある場合はサポート担当者に連絡すれば解決できます。「Kairos3」はサポート面でもクライアントにすすめやすいですね。
導入だけならどんなツールでもできると思いますが、運用を定着させるためにはサポートが重要だとわたしは考えています。
[KM]メールコンテンツの作りやすさ、サポート面を評価いただいているのですね。
はい。また、他のコンサルティング企業やパートナー企業からも「Kairos3」は使いやすいと紹介されていましたし、導入実績でも信頼できました。大規模の企業ではセキュリティチェックが厳しいクライアントも多いですが「Kairos3」なら大丈夫だと安心感を持ちました。
利用した分だけ費用がかかる料金体系なので、小さくマーケティングをはじめたいクライアントにも紹介しやすいです。
[KM]クライアントでご導入後はじめに作業されるのはリード情報の取込みでしょうか?
はい。メールを配信するためには、社内に点在しているリード情報つまり見込み客のメールアドレス、会社名、姓名などを事前に一元管理する必要があります。
「Kairos3」は名刺管理アプリと連携していますから、「Kairos3」ツール内に表示される名刺管理アプリ名を選択することで、リード情報を取り込むことができます。名刺管理アプリを持っていないクライアントでも、CSVファイルで取り込みができます。
[KM]メールマーケティングの実例を教えてください。
成功しているお客さまは「フォーム」「リードタグ」「シナリオメール」を合わせて活用している例が多いです。
「リードタグ」とはリードの属性や行動を可視化するものです。フォーム登録やWEBページの閲覧により「Kairos3」で自動付与できます。
例えば資料請求フォームに登録いただいたら「資料請求あり」、製品Aのページを閲覧いただいたら「製品A閲覧」など付与でき、「Kairos3」でリード情報を見ればリードの行動がよくわかります。
[KM]「リードタグ」を自動付与しているのですね。
そして、「リードタグ」をきっかけにして「シナリオメール」を送信します。「シナリオメール」とは、特定のタグが付与されたリードへ複数のメールを自動送信する機能です。例えば「資料請求あり」タグ付与の1日後に資料DL用メール、3日後に製品詳細のご案内メール、5日後にイベント案内メール、などを送ることができます。
定形の作業は、時間の削減だけでなく業務の属人化を防ぐためにも自動化するべきだと思っています。1日のコストを減らせること、人的ミスや対応漏れをなくすことができること考えると、シナリオメールを使わないわけにはいかないですね(笑)。
[KM]シナリオメールの効果はいかがでしょうか?
あるクライアントは、製品サンプル紹介ページを閲覧したのみでサンプル請求が未登録のリードへ、サンプル請求の登録を促すシナリオメールを送る施策をうちました。サンプル請求から購買につながることが多いので、サンプル請求数の増加が大事だからです。
シナリオメールを送るようにした結果、獲得したリードからサンプル請求をいただく率(CVR)が約20%アップしました。
「Kairos3」のシナリオメールは、リードの開封、URLクリックなどの行動で分岐設定ができるのですが、UIがわかりやすいのでクライアントの担当者も自分たちでサクッと設定していますね。使いやすので変更設定もやりやすく、より効果的なシナリオを求めて試行錯誤しながらどんどん改良しています。
[KM]UIのわかりやすさは作業効率のアップにもつながっていますか?
はい。以前は海外製品のMAツールを導入していたクライアントもいますが、「Kairos3」に変えてからはメールマーケティングに関するオペレーション(リード管理、メール配信、リードの行動履歴確認)の工数が、半分に削減されました。
今まで多くの企業のマーケティング支援をしてきましたが、ツール自体が安定していなかったり、実務の運用に落とし込めない状況をたくさんみてきました。
「Kairos3」は、「運用を続けていく」ことができるツールです。
[KM]さいごに今後についてお聞かせください。
「Kairos3」は、企業規模の大小問わずMAツールを検討しているお客さまへ提案できるツールであると実感しています。今後も「Kairos3」とともに提案活動を拡大し、多くのお客さまを支援していきたいです!
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