「Kairos3」、2026年10月のバージョンアップで何が変わる?目標管理・連携・APIの課題から比べる三つの視点

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「Kairos3」、2026年10月のバージョンアップで何が変わる?目標管理・連携・APIの課題から比べる三つの視点

MA/SFAツールの導入や乗換を検討していると、目標管理の数字、Salesforce(セールスフォース)との連携、APIでデータを出せるかといった課題ごとに情報を集める時間が増えていきます。機能だけを見比べても、どこが変わるのか把握しにくいこともあるでしょう。

2026年10月のKairos3アップデートでは、「Kairos3 Sales」の目標管理・分析、「Kairos3 Marketing」のKairos3 API、Salesforce連携の自動化が拡張されます。売上や行動件数に加えて粗利や受注件数も目標に置きやすくなり、外部へのデータ連携やSalesforce併用時の定期連携も整理しやすくなります。

MA/SFAの導入・運用に精通したWebコンサルタントの目黒さんと、乗換候補として「Kairos3」を調べているマーケター・木村さん、上司から調査を任された新入社員のマーケター・山本さんが、10月のアップデート内容を「全体像(鳥の目)」「現場の負担(虫の目)」「データの流れ(魚の目)」の三つの視点で読み解きます。

今回取り上げる「Kairos3」のアップデートと関連情報

登場人物

山本さん(以下、Yと表記)
今年入社した23歳。木村さんと同じ事業会社の別部署でマーケティングを担当。同じ大学出身で面識がある。MA/SFAの名称は知っているが業務では未使用。上司からツール調査を任され、情報収集をしている。

木村さん(以下、Kと表記)
事業会社でWebマーケティングを担当。マーケター歴3年目。いま利用中のMA/SFAに運用上の課題があり、乗換候補として「Kairos3」を調査している。MTGに同席し、社内の困りごとを補足している。

目黒さん(以下、Mと表記)
Webコンサルタント。さまざまな業界でMA/SFAの選定・運用設計に携わってきた立場から、比較検討で見落としやすい論点整理が得意。10月のアップデートを含め、乗換検討中の2人に優先して確認すべき機能を整理している。

鳥の目:会議で使う数字は、同一画面で比較・議論できる?

Y:「Kairos3」の10月アップデートでは、目標管理・分析やAPI、Salesforce連携などが拡張されるんですね。MA/SFAの導入を検討する立場では、それぞれどんな課題に役立つ機能なのか、どこに注目するとよいでしょうか?。2026年7月のアップデートコラムも読みましたが、10月のアップデートで注目すべきポイントがまだはっきりつかめません。

M:最初に「鳥の目」で全体の軸を決めるのが大事だね。比較するときは機能よりも、「経営陣や営業マネージャーが会議で同じ画面を使って数字を議論できるか」を基準にすると、10月にアップデートされる「目標管理・分析」の拡張点がつかみやすいよ。

K:私たちの部署では、月末になると必ず「今月の数字はどうだった?」と会議で確認します。会議用の資料をまとめるのにすごく時間がかかってしまうのが悩みなんです。売上はSFA、行動件数は別ツール、粗利はスプレッドシート、というようにデータがあちこちに散らばっていて。ツールの乗り換えを考える上でも、ここが一番の問題だと感じています。

Y:会議準備に時間がかかると、ツール選定が後回しになってしまいそうですよね。

M:今回の目標管理・分析機能の向上は、まさに会議で議論が止まりがちな部分をしっかり補うものなんだ。売上や行動件数だけでなく、粗利や受注件数なども目標設定できるようになるから、全社・部署・担当者ごとや、商品単位など様々な視点で目標を設けられるようになるよ。

K:商品別に粗利目標を設定することで、その場で達成率やギャップが見える。そんなイメージで合っていますか?

M:うん、そのイメージで合っているよ。早い段階で未達の商品や部署が把握できるから、残りでどんなアクションが必要か具体的な議論が進めやすくなる。「予実管理」で積み上げてきたノウハウの発展としても捉えられるし、他社ツールとの違いも比べやすい。Excelやスプレッドシートでの都度集計が減れば、「数字の確認」にかかる時間を「打ち手の意思決定」の時間に回せるはずだよ。

虫の目:Salesforce連携で、手作業が本当に減る?

K:「鳥の目」の話は理解できました。「虫の目」で言うと、うちはSalesforceも併用していて、マーケティング担当がピックアップした見込み客を定期的に手作業でSalesforceに送るのがかなり負担なんです。乗換検討でも、この手作業が減るかを最優先で確認したくて。

M:「虫の目」は、現場の担当者が日々行っている作業そのものを見る観点だね。そうだね、新機能が増えても、転記があるままでは「忙しさが全然変わらない」と現場は感じやすい。

Y:条件が複雑なときは、「今回は誰がこの作業をやるんだっけ?」と役割分担が曖昧になることもあります。「Salesforce連携あり」だけでは判断できかねています。

M:10月のSalesforce連携自動化は、まさにそこを押さえる機能だよ。「Kairos3 Marketing」で抽出した見込み客を、Salesforceへ定期的に自動連携できる。フォロー対象になった条件も一緒に渡せるので、営業担当は経緯を把握したうえでアプローチできる。

K:マーケティングチームの手間が減るのは助かります。営業側はSalesforceを使い続けられて、渡される情報の新鮮さだけ上がるイメージでしょうか。

M:その認識でOK。比較検討では、手動連携をどこまで自動に置き換えられるか、渡す項目に背景情報が含まれるかをチェックするとよいよ。単にボタン作業がなくなるより、営業担当が早く動けるかを確認すべきだね。

Y:API拡張は、うちのように開発リソースが多くないチームでは、どう考えればよいでしょうか。

M:APIは、毎週CSVでエクスポートしているデータがないか、確認するところから始めるのが現実的だよ。行動履歴や獲得経路を外部へ渡しているなら、取得項目が増えること自体が現場の負担削減につながる。いきなり全部をAPI化する必要はなく、手間がかかる箇所をピックアップするといい。

魚の目:行動データは社内システムまでしっかり活用できる?

Y:「鳥の目」では会議で見る数字、「虫の目」では日々の手作業の連携について話しました。次は「魚の目」ですが、これはデータがどんな流れで社内や他のツールまで活用できるかを見る視点ですよね。

M:そうだね。「魚の目」の視点では、MAやSFAに蓄積された情報が実際に活かされているかが重要だよ。記録として保存するだけでなく、Webアクセスの履歴やメールの反応、商談・受注データなどが、きちんと分析やフォローに役立てられているかを見てみよう。

K:情報システム部から「行動データをBIで見たい」という要望もあったので、どこまでデータを出力できるのか確認しておきたいです。

M:2026年10月のアップデート情報では、Web閲覧・メール反応といった行動履歴だけでなく、セミナー参加・フォーム登録・配信結果・リードの流入経路まで、API経由で取得できる範囲がさらに広がっている。こうしたデータを外部のCRMやSFAに渡したり、獲得経路や受注データを外部システムで分析したりできるよう考えられているんだ。

Y:APIで取得できるデータが増えることで、社内の分析や他ツールでの活用方法も広げられそうですね。

M:APIについては、「どのデータを取得できるか」だけでなく、「取得したデータをどの業務や分析に活かしたいか」まで考えて比較するといいよ。

今回紹介した三つのアップデートは、それぞれ解決する課題が異なります。

  • 「会議で確認したい数字をまとめたい」
  • 「Salesforceとの手作業を減らしたい」
  • 「MAに蓄積したデータを外部でも活用したい」

など、自社の課題に近い機能から確認してみましょう。

最後に:三つの視点で自社の課題を整理しよう

Y:かなり整理できました。説明会の前に、社内でどこまで書き出しておくとよいでしょう?

M:いまのツールや運用で詰まっている場所を、三つの視点でまとめてみようか。

  1. 鳥の目(全体像)
    営業とマーケティングが、同じ指標で次の行動を決められるか
  2. 虫の目(現場)
    マーケティングと営業の間にある手作業の連携を、自動化または一体運用で減らせるか
  3. 魚の目(情報の流れ)
    蓄積された行動データや受注データが、他システムや今後の施策検討に十分活用できているか

K:アップデート説明会でどこを確認すべきかはっきりしました。ありがとうございます!

「Kairos3」をご検討のみなさまへ

目標管理・Salesforce連携・APIにご興味のある方は、「Kairos3」のお問い合わせ/お見積り依頼からお気軽にお問い合わせください。2026年10月にアップデートされる「Kairos3」新機能のデモ・活用イメージを知りたい方は、「Kairos3」アップデート説明会へのご参加もお待ちしております!

記載内容は執筆時点のものです。Kairos3の詳細については最新情報をご確認ください。